利用者さんの“生活の質”の向上のため、一人ひとりのライフスタイルを尊重する

医師の指示のもと、地域で療養生活を送る利用者さんのご自宅を訪問して看護をするサービスを行っています。

利用者さんの暮らしを支える“生活サポートのプロ”として

オレンジ訪問看護ステーションは、医師の指示のもと、療養生活を送る利用者さんのご自宅を訪問して看護をするサービスを行っています。利用者さんの中には、病気の療養後など普段何もなく生活しているような方から、寝たきりの方、高齢の方、がんや難病などの病気を持つ方などさまざまです。お伺いするサイクルは、基本的には週に1度。2週間や1ヶ月に1度といった場合や、毎日のように伺うケースもあります。利用者さんの体調や容態は日々変化するもの。私たちは、ご本人やご家族様の意思やライフスタイルを尊重し、24時間体制で在宅療養をサポートしています。一人ひとりの健康状態を早期に見出し、必要時には主治医・病院と連携して病気の発症や重症化を防止します。訪問看護に限ることではありませんが、ここで活躍する看護師は、利用者さんのQOL（生活の質）が向上できるように対応したり、ご提案をさせていただいたりする“生活をサポートするプロ”ともいえます。
普段健康な方でも、生きていれば具合が悪くなったり、熱が出てしまったりすることもあります。そんなとき看護師は医療知識をもって対応することができるため、私たちはすべての方の健康を支え、最適なご提案や支援を行うことができます。

利用者さんのため、対等な立場で意見を発信することの重要性

私たちが大切にしているのは、どの看護師が訪問しても同様の対応ができることに加えて、利用者さんお一人おひとりの暮らし、ひいては人生に寄り添い、それぞれの日々をサポートすること。私たちは「医療の本質とはなにか？」を常に自問自答し、利用者さんに興味を持ち、優しく、真摯な対応ができる方を求めています。ここでは看護を通してさまざまな方の人生に触れられるため、人間的な成長ができるはずです。
また、利用者さんへ最適な看護サービスを届けるために、スタッフ間の情報共有を徹底しています。グループ間で連携している強みとして、医師や他の専門職の方々と連携を行う場面も多く、知見も得られるでしょう。とくに、それぞれが独立した機関であるからこそ、「利用者さんのために」といった大きな理念を軸に、皆が対等に意見を共有し合い、真のチーム医療が発揮されています。