高水準の医療をもとに
世界の健康を支える医療グループに

海外の医療課題に向き合い、豊富な経験や高度な技術、
専門的な知識を持つ日本の医療を、ベトナム・中国などに提供しています。

メディカルツーリズムの可能性を切り拓く

海外事業部の役割は大きく2つ。

1つは、ベトナム・ハノイにある【東京ワクチンセンター】の運営管理です。国民の平均年齢が約33歳と若いベトナムでは未だワクチン接種率も低く、B型肝炎ワクチンや子宮頸がんワクチンの接種をされていない方々が多くいらっしゃいます。東京ワクチンセンターはイオンモール・ハドンの中に開設したため普段から幅広い年齢層の方々が来店されており、日本国内の医療機関で接種するのと同様な保管体制・手技で管理された「高品質で安心・安全なワクチン」をベトナムの方々へ提供しています。

2つめは、海外からの医療ツーリズムの日本国内受け入れ事業です。日本のように健康保険制度が整備され、所得に関わらず高度な医療を受けることができる国は世界的にも稀で、主に中国やベトナムを始めとする各国の方達が全国の医療機関で検査・治療・免疫療法や美容などを受けていただいています。医療ツーリズムはインバウンド推進施策として日本の経済活性化と医療福祉の発展に繋がる国策であり、現在、当グループではベトナムの方々を中心に受け入れ事業を行っています。今後は中国やインドネシアなどからの受け入れを行うべく準備を進めており、当グループにおいて成長分野としての期待値が高まっています。

確固たる医療の基盤をもって、世界の扉を開く

当グループの海外展開における強みは、長きにわたり日本国内で培ってきた医療技術やノウハウを活用して、各国に新たな医療スタンダードを築けること。国によって文化や生活様式の違いはありますが、日々の生活の基盤となる医療においても、今後、世界中で活躍できるフィールドが広がっていきます。

また、医療ツーリズムについて、医療法人のMS（メディカルサービス）法人が行うということも大きな特徴です。海外事業部スタッフの中には日本の医療の現場で活躍してきた医療従事者も在籍しており、一般的な事業会社が提供されている医療ツーリズムとは異なった医療従事者視点のニーズやご要望にも対応することが可能になります。また、医療に詳しい専門スタッフが患者さんや受診者さんごとに異なる健康状態の把握が行えるため、患者さんは安心して治療に専念でき、受け入れる病院側の負担も最小限に抑えられる様に情報共有が可能です。

私たちは、日本と海外とのコミュニケーション、及び、日本国内の各医療機関やスタッフ間のコミュニケーションを図り、日本の医療を国内外へと展開・推進していきます。