人の役に立てるような仕事に携わりたいという想いで、これまでも医療法人で働いてきたのですが、もっと積極的に自ら動けるような職場で働きたいと考え、入職を決めたのがわかさクリニックグループです。面接時に「まだまだ若い組織だからこそ、総務からよりよいクリニックにできるように、今までにない改革へ取り組んでいきたい」と言っていただき、その言葉に心を打たれて入職しました。当院の理念である「信頼」「やさしさと思いやり」「成長」についても、自分が仕事をする上で大切にしていることと通じており、様々な点でクリニックグループの方針に共感できたことが入職の決め手です。実際に働くようになってからも、「どんどん良い方向へ改善しよう！」という意識が高く、前向きでフットワークの軽いスタッフが集まっていると感じています。早い段階から仕事を任され、私の場合は新しい全館空調システムの導入を担当させてもらいました。課題点の抽出からシステムの選定、管理方法の検討、実際の導入まで一任してもらえ、非常にやりがいのある仕事でした。

社会保険や雇用保険の加入手続きに関する作業や行政関連の書類作成、給与計算などを担当する人事労務、経費精算の内容チェックやクリニックの売上表を作成する経理業務に加え、備品の発注や、設備のトラブル対応といった院内の環境整備など、業務内容はとても多岐に渡ります。「プリンターが動かない」「空調が効かない」といった設備トラブルは特に多く、いろいろな部署から頻繁に連絡が入り、対応で院内を回っていることが多いため、ずっと座って事務作業をしているような総務を想像していると驚かれるかもしれません。他部署とのやり取りが多いため、重要なのはコミュニケーション力。トラブル対応の依頼があったときには、進捗状況をこまめに報告して、安心して任せていただけるように配慮しています。
また、依頼対応中に、別の依頼連絡がある…ということも常なので、やることをすぐメモするように徹底！緊急性を判断し、優先順位をつけてそれぞれの依頼を対応するように意識しています。

総務は医療法人の運営に必要不可欠な組織。医療従事者の皆さんが安心して業務に専念できるような環境を整えることが私たちの大切な役割です。入職して間もない頃は、とにかく電話に出て、わからない中でも現場に行き、見て、聞いて、やってみて…と自ら積極的に動くことで、対応できる案件を増やしていきました。自分の成長を実感できますし、周りから頼られるようになってきたこともやりがいです。
自ら仕事を覚えていこうという姿勢が必要な部署であり、採用面接を行うときも“アクティブな総務”と伝えています。今は後輩指導もしなければいけない立場ですが、経験を積む中で仕事を覚えられるように配慮。初めての仕事に携わる時は、必ず自分も一緒に行き、一連の流れを見せてから、実際にその場でやってもらい、その場で疑問点も解決してもらうように努めています。若手メンバーも積極的に動いてくれ、本当に心強い存在。自ら動ける、本当によい組織ができていると思います。

スタッフ一人ひとりに裁量権が与えられ、責任感を持って働けることが、当院で働く魅力です。以前は上長がいないと対応の仕方に迷うこともありましたが、一度自分なりに考えてから、上長にその考えを伝えるように心がけることで、少しずつ自分で判断して対応できることが増えてきました。ゆくゆくはマネジメントするような立場になることが、今の目標です。そのためには、的確な指示を出せる力が必要であり、まだまだ自分は覚えないといけないことばかり。今は目標に向かって、必死で努力をしています。
総務は決して院内の雑用係ではなく、クリニックが潤滑に回るように支える大切な役割を担っている部署です。これからも、クリニックの皆さんの依頼にスピード感を持って的確に対応することで信頼を集め、業務レベルを高めながら、私たちの役割や存在意義をしっかりと発信できるようになりたいと思います。