INTERVIEW 06
共に働く仲間とも、
強固な信頼関係を育む仕事
私たち「連携」は、在宅医療の新規患者開拓を進めるため、高齢者施設や病院、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、薬局などを巡り、当院のサービスを紹介する営業活動を行っています。連携先から患者さんをご紹介いただけた場合は、初診の手配や、施設やケアマネージャーへのご要望ヒアリング、アフターフォローまで担当。患者さんと実際に接するのは、同じ拠点で働く医師や看護師の皆さんですので、しっかりと情報共有できる体制を作っています。
連携先の担当者さまとの関係づくりのために心がけているのが、早めのレスポンスと、何でも相談してもらえるような関係を作ることです。入社したての頃は、すぐに担当者さまと打ち解け、信頼を得る上司の姿に感動しました。自分も表情ひとつにも気を配りながら、少しずつ信頼関係を築くことができるようになったと思います。最初から、患者さんを紹介してもらおうとするのではなく、まずは何度も顔を出すこと。こまめに訪問することで、熱心な想いも必ず伝わると感じています。
在宅医療は、病院以外の施設やご自宅で適切な医療を受けられるサービスですので、「在宅医療があって助かりました」「これからも頼りにしています」といううれしいお声を本当にたくさんいただきます。施設の方々や、患者さん、そしてそのご家族から感謝の言葉をいただけることが、この仕事の一番のやりがいです。当院の在宅医療は、診療科目が幅広く、レントゲンやエコーなどポータブルタイプの医療機器を数多く取り揃えているので、様々な患者さんにご対応可能。24時間365日体制で緊急時も含めて安心しておまかせいただけるため、私も自信をもってこのサービスを広めることができます。サービス体制をご評価いただき、新しい施設や患者さんをご紹介いただくこともあるほどです。
専門的な資格がなくても、医療業界で働くことができるのは、この連携という仕事ならでは。地域の方々や社会のお役に立てる医療サービスに携われることに喜びを感じています。
私の拠点は、オープンしてから順調に患者数を伸ばし続けてきました。今後もさらに拠点として成長すべく、今年は400名の新規の患者さんの獲得を目標に掲げています。転居やご逝去が重なることもあり、単純に純増していくわけではないため、減少以上の契約を新たにいただけるよう、さらなる努力が必要不可欠です。新しい施設へ積極的なアプローチを進めながら、今すでにご依頼をいただいている施設さまとの関係性を崩さないようにも気を配らなくてはなりません。一件一件の信頼関係を積み重ねていくことを大切にしていこうと思います。
在宅医療は、医師や看護師が患者さんの診療やご家族とのコミュニケーションを、事務スタッフが手続等の様々な業務をしっかりとこなしてくれるからこそのサービスであり、決して私一人の力では提供できません。月々の目標に向かって、それぞれの役割を持ったスタッフ同士が協力し合い、チームワークを高めることを大切にしてきました。今後もクリニックグループ一丸となり、目標を達成していきたいです。
私の所属する拠点もですが、その他の拠点も、職員同士の仲が非常に良いことが、わかさクリニックグループの魅力です。医師、看護師、事務スタッフ、そして私たち連携スタッフが対等な立場で互いに協力し、日々仕事に取り組んでいます。私はこれまで野球やダブルダッチなどをやってきたのですが、目標に向かってチームで力を合わせるこの仕事は、スポーツに通じる部分があるなと感じています。
初めての仕事に不安もあるかもしれませんが、連携業務であれば先輩職員から同行指導を行っていただけるため、きっと安心して仕事に向かえるはずです。私も最初は上司の方に同行して、手取り足取り、丁寧に連携業務を教えていただきました。医療業界で人の役に立つ仕事をしたい、と感じている方はぜひチャレンジしていただきたいと思います。